現状について
私は現在42歳。
新卒から勤めた会社に20年在籍。
現在では会社内でそこそこの立場におります。
尊敬する創業者に、信頼出来る部下たち。
側から見れば、順風満帆なサラリーマン生活なのかもしれません。
現場の末端から始めて、様々な経験をさせて頂き、変化が訪れたのは、今年の春。
事業継承に伴う経営体制の変更時期となり、様々な面での変化が訪れました。
変化の訪れ
今までの経緯や過程を無視した、感覚的且つ根拠のない経営判断。
好き嫌い感情を基とした正当じゃない評価。
私自身は正直立ち回りが上手な方なので、あまり影響は無いのですが、
周囲や部下に対しての正当な評価が下されないことによる納得感の欠如。
それでも社会貢献的な意味合いが多い仕事ではあるので、
顧客の為、社員の為と頑張ってきていたのですが、
ふとよぎった考え。
「誰のために仕事をしているんだろう。」
顧客の為、社員の為、日々仕事で考えつづけ、動き回り、全方位に気を遣い、休みの日も、ふと気がつくと仕事のことを常に頭の中でめぐらし、休んでるようで休んでない日々。
子供や妻から話しかけられても上の空。
大切な人たちの為にやっていると思っていた仕事でしたが、
ただただ自分をすり減らしている状態だと気がつきました。
新たな価値観
尊敬した創業者が引退を迎える中で、次の世代を支えることが、創業者への恩義を果たすことだと思っていましたが、前出の状況の中で、必ずしもそれが恩義を果たすことではなく、
創業者から頂いた様々な価値を、独自で発信していくことが、そしてその上で創業者を超えるような経営者になることが、社会における本当の貢献になるのではと考えました。
もちろん同業他社になり、ライバル関係のような形になることはしません。
創業者は業務独占資格を元に立ち上げた事業であり、私自身がその事業をそのまま行うことはそもそも出来ません。
ただその業務を行う業界における困り事を解決するような事業をできればと思っており、将来的には外側から現在の会社も支えられる存在になれればと思っているのです。
起業への道
となると起業という形になります。
ただやはり起業への不安はとても大きく、一歩足を踏み出すのに勇気が入ります。
業務独占資格はありませんが、名称独占資格は持っており、いわゆるスキルや売りというものは、色々と持っているため、それらを組み合わせて、新たな価値を生み出せれば、アイデアとしては良い感じになるのですが、何せ私が飽きっぽい。
会社に所属するというある種鎖がある状態であれば、嫌でも働かなければならないので、その状況下であれば、能力全開でやる自信があるのですが、その鎖が無くなり、自身の管理下のみとなった時、果たしてどれだけできるのか、それだけが心配なのです。
また起業というものに対して、どれだけ本気なのかを自分自身で確かめる為、何かをする必要があると思いました。
起業とダイエット
起業する上で、様々なアイデアを考えている時、
「営業に行く時は、清潔感があった方が良いな。やっぱりスラっとして、ガチッとした人の方が、信頼感あるよな。ダイエットしようかな。」
とふと思いつきました。
そこから色んなことを考えていくと、
「あれ、起業や会社運営とダイエットて似てるんじゃない。」
という点に気づきました。
分析、根拠に基づいた戦略、目標設定、数値管理、考えれば考えるほど共通点が見つかりました。
であれば、ダイエットに成功することが、
起業に対する本気度の証明と、
起業後の事業運営シュミレーションに繋がり、
自信を持って前に進めることができるのでは無いかと考えました。
10kg痩せたら起業する!
私の身長は170cm。
現在体重は75kg。
身長170cmの理想体重は約63kg。
期間は6ヵ月間。
そうすると1ヵ月2kgを減らすことができれば到達できます。
ただ美味しいものやお酒も好きなので、あんまり我慢もしたくない。
制限の多い無理なダイエットをすると長く続けるのは難しいですし、
会社も短期的な成績を求めようとすると結果的に安定した経営が難しくなります。
あくまで無理せず、現状分析と根拠に基づいた戦略と目標設定、数値管理により、
ダイエットを成功させる。
そしてダイエットを成功させた暁には、会社を退職し、起業する。
そのような答えに結びつきました。
またそれをやる上で、ブログを作成したり、SNSを活用したりすれば、
起業時のスキル補完にも繋がります。
痩せて、スキルを身につけ、起業する。
一石三鳥です。
まあそんな理想通りにいかないのは分かってますし、
それはダイエットでも起業でも同じ。
でもそれらを踏まえてもやる価値ありと判断し、
まずは行動を起こす事とします。
ブログのタイトルは、分かりやすく
「10kg痩せたら起業する!」
です。
さて半年後どうなっていることやら。
暖かい目で見守ってください。
よろしくお願い致します。